支援対象の拡大
AI・経済学・言語学・天文学等の新興・分野横断型の国際学術コンテストを、明確な基準に基づき公的支援の対象に加えること。
#学術オリンピックにも支援を
物理オリンピックの日本代表は、国の支援を受けて世界に挑みます。経済学・AI・言語学の日本代表は、国の支援なしに渡航します。けれど国が7教科を支えているのは、代表の渡航費だけではありません。国内大会から裾野の育成まで、一つの学問を丸ごと──その「丸ごとの支援」が、7教科で止まっています。
change.orgはどなたでも。フォームでは経験・分野などの属性をお伺いし、集計して要望書の添付資料に使います(個人情報の取り扱い)。
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DATA
問題は、この「丸ごとの支援」が、2004年に引かれた7教科という線の内側で止まっていることです。
数学
IMO・1959年創設
物理
IPhO・1967年創設
化学
IChO・1968年創設
情報
IOI・1989年創設
生物学
IBO・1990年創設
地理
iGeo・1996年創設
地学
IESO・2007年創設
科学研究
ISEF・1950年創設
言語学
IOL・2003年創設
天文学
IOAA・2007年創設
天文学
IAO・1996年創設
哲学
IPO・1993年創設
経済学
IEO・2018年創設
AI
IOAI・2024年創設
いずれも国内の運営はNPO法人・一般社団法人等が担い、公的支援はありません。 詳細データへ
WORLD
人口55万人の国が言語学の代表団を送り出し、隣の国は数万人規模の裾野を国費で育てる。その一方で、日本の代表は自費で渡航する。
ブルガリア・中国・マルタ・インドに加え、サウジアラビア・台湾・カザフスタン・ドイツ・ブラジルの動きも出典付きで整理しました。 海外比較ベンチマークを見る →
サウジアラビアでは、国家英才財団Mawhibaが教育省と共同で、AI・天文学を含む26の国際オリンピックへ代表を派遣し、2025年に「米国に次ぐ世界2位」の成績と公表しています(各国の比較)。
そして2027年、IEO(国際経済学オリンピック)は東京で開催される予定です。開催国・日本の代表に、現在、公的支援はありません(詳細)。
COST
中高生の受験料が、日本代表の渡航を支える原資になっています。
AI代表は1人あたり約50万円。その財源は、中高生が支払う2,500円の受験料です(委員会公表の実費を見る)。
世帯年収300万円未満の家庭では、約3人に1人の子どもが、1年間に学校外の体験をひとつもしていません(CFC「体験格差」実態調査・2023年)。参加費が家庭持ちである限り、入口は所得で狭まります。
選抜は実力で、出場は経済力で──教育の機会均等を掲げる国の制度として、放置してよい構造ではありません。
DEMANDS
AI・経済学・言語学・天文学等の新興・分野横断型の国際学術コンテストを、明確な基準に基づき公的支援の対象に加えること。
制度の見直しが実現するまでの間、日本代表の渡航費・参加費等を支援する暫定的な助成の枠組みを設けること。
分野別の支援額、支援対象の選定理由、成果指標を公開し、支援配分のあり方を社会が検証できるようにすること。
VISION
オリンピックの教育的価値は、頂点に立つ数名ではなく、入口に立つ数万人にあります。
オリンピック人材は、最前線の研究へ確実につながります。IMO金メダリストがフィールズ賞に至る確率は、トップ10校の数学博士の約50倍(Agarwal & Gaule 2020, AER: Insights)。
国内予選の応募者は、2016年の約20名から約30倍に育ちました。入口は、もう開きはじめています。
TRY ── まずは、1問。
予備知識はいりません。使うのは、ひらめきと論理だけ。(本サイト作成のイメージ例題です)
ある架空の言語では、次のように言います。
では、sorakata はどんな意味でしょう?
答え:小さな鳥たち。「-ka-」が「小さい」を、「-ta」が「複数」を表し、この順番で重なります(nuki → nukita のパターンと、sora → soraka のパターンを組み合わせる)。
実際の言語学オリンピックでは、世界の本物の言語の資料から、こうした規則をその場で解き明かします。この分野の現状を見る →
FAQ
協賛はすでに存在し、私たちはそれを歓迎しています。しかし協賛は年度ごとの経営判断に左右されて不安定であり、AIや経済学のように企業の関心を集めやすい分野に偏り、言語学のように商業的受け皿の乏しい分野には届きません。現に支援対象の7教科は「公的支援の土台+民間協賛」の二層構造で支えられており、対象外分野に欠けているのは民間ではなく土台の方です。
要望2の暫定支援は年間数千万円規模であり、現行の国際科学コンテスト関連予算(内閣府AI戦略会議資料で約6.4億円と整理・一次資料は確認中)の数%に相当します。新規の大型予算ではなく、既存事業の概算要求における増額・組み替えの範囲で実施可能な規模です。
増えません。私たちの普及案は、米国型の学校実施(教員が試験監督を担う方式)を採用せず、実施はオンラインのまま、学校の役割を「団体申込と紹介」に限定する設計です。教員の働き方改革と両立します。
できます。実際に行われてきました。現行事業の支援対象に含まれる地学と地理は、いずれも事業開始(2004年度)より後に加わった教科です。日本地学オリンピック委員会は、JSTからの公的資金援助を受けて2007年10月の第1回国際地学オリンピック(韓国)に視察団を派遣し、2008年の初参加につなげたと公表しています。地理(iGeo)も日本の参加は2008年からです。対象の拡大は、この事業自身がすでに経験している手続きです(出典:JST「支援コンテスト一覧」・日本地学オリンピック委員会「沿革」・文部科学省)。
NEWS
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