本文へスキップ
学術オリンピックにも国の支援を
メニュー

#学術オリンピックにも支援を

国が支えるのは7教科まで。8教科目からは、誰が支えるのか?

物理オリンピックの日本代表は、国の支援を受けて世界に挑みます。経済学・AI・言語学の日本代表は、国の支援なしに渡航します。けれど国が7教科を支えているのは、代表の渡航費だけではありません。国内大会から裾野の育成まで、一つの学問を丸ごと──その「丸ごとの支援」が、7教科で止まっています。

署名する(change.org)|準備中 経験者・関係者フォーム|準備中

change.orgはどなたでも。フォームでは経験・分野などの属性をお伺いし、集計して要望書の添付資料に使います(個人情報の取り扱い)。

写真:NASA Black Marble(パブリックドメイン)

国際的に「国際科学オリンピック」と数えられる大会
12
日本の公的支援が対象とする教科(+ISEF)
7
言語学の国内予選JOL応募者の拡大(約20名→605名)
約30
AI日本代表の渡航財源は、中高生が払うこの受験料(JOAI委員会公表)
2,500

DATA

7教科で止まった「丸ごとの支援」

問題は、この「丸ごとの支援」が、2004年に引かれた7教科という線の内側で止まっていることです。
── 趣旨文 §1

公的支援の対象(7教科+ISEF)

  • 数学

    IMO・1959年創設

  • 物理

    IPhO・1967年創設

  • 化学

    IChO・1968年創設

  • 情報

    IOI・1989年創設

  • 生物学

    IBO・1990年創設

  • 地理

    iGeo・1996年創設

  • 地学

    IESO・2007年創設

  • 科学研究

    ISEF・1950年創設

公的支援の対象外

  • 言語学

    IOL・2003年創設

  • 天文学

    IOAA・2007年創設

  • 天文学

    IAO・1996年創設

  • 哲学

    IPO・1993年創設

  • 経済学

    IEO・2018年創設

  • AI

    IOAI・2024年創設

いずれも国内の運営はNPO法人・一般社団法人等が担い、公的支援はありません。 詳細データへ

WORLD

世界は、すでに「丸ごと」支えている

人口55万人の国が言語学の代表団を送り出し、隣の国は数万人規模の裾野を国費で育てる。その一方で、日本の代表は自費で渡航する。
── 趣旨文 §4

ブルガリア・中国・マルタ・インドに加え、サウジアラビア・台湾・カザフスタン・ドイツ・ブラジルの動きも出典付きで整理しました。 海外比較ベンチマークを見る →

サウジアラビアでは、国家英才財団Mawhibaが教育省と共同で、AI・天文学を含む26の国際オリンピックへ代表を派遣し、2025年に「米国に次ぐ世界2位」の成績と公表しています(各国の比較)

そして2027年、IEO(国際経済学オリンピック)は東京で開催される予定です。開催国・日本の代表に、現在、公的支援はありません(詳細)

COST

問題は支援の不在ではなく、「公的支援」の不在です

中高生の受験料が、日本代表の渡航を支える原資になっています。
── 現状とデータ・不均等な事例(言語学)

AI代表は1人あたり約50万円。その財源は、中高生が支払う2,500円の受験料です(委員会公表の実費を見る)

世帯年収300万円未満の家庭では、約3人に1人の子どもが、1年間に学校外の体験をひとつもしていません(CFC「体験格差」実態調査・2023年)。参加費が家庭持ちである限り、入口は所得で狭まります。

選抜は実力で、出場は経済力で──教育の機会均等を掲げる国の制度として、放置してよい構造ではありません。

DEMANDS

私たちの要望

支援対象の拡大

AI・経済学・言語学・天文学等の新興・分野横断型の国際学術コンテストを、明確な基準に基づき公的支援の対象に加えること。

暫定支援(移行措置)の創設

制度の見直しが実現するまでの間、日本代表の渡航費・参加費等を支援する暫定的な助成の枠組みを設けること。

支援の透明化

分野別の支援額、支援対象の選定理由、成果指標を公開し、支援配分のあり方を社会が検証できるようにすること。

詳しくは要望内容へ →

VISION

頂点の数名ではなく、入口に立つ数万人のために

オリンピックの教育的価値は、頂点に立つ数名ではなく、入口に立つ数万人にあります。
── 趣旨文 §5

オリンピック人材は、最前線の研究へ確実につながります。IMO金メダリストがフィールズ賞に至る確率は、トップ10校の数学博士の約50倍Agarwal & Gaule 2020, AER: Insights)。

国内予選の応募者は、2016年の約20名から約30倍に育ちました。入口は、もう開きはじめています。

国内予選JOL 応募者数の推移(名) ── 2016年の約20名から約30倍に
約20 2016年 245 JOL2021 434 JOL2022 605 JOL2023

TRY ── まずは、1問。

言語学オリンピックは、こんな競技

予備知識はいりません。使うのは、ひらめきと論理だけ。(本サイト作成のイメージ例題です)

ある架空の言語では、次のように言います。

  • nuki ── 犬
  • nukita ── 犬たち
  • sora ── 鳥
  • soraka ── 小さな鳥

では、sorakata はどんな意味でしょう?

答えを見る

答え:小さな鳥たち。「-ka-」が「小さい」を、「-ta」が「複数」を表し、この順番で重なります(nuki → nukita のパターンと、sora → soraka のパターンを組み合わせる)。

実際の言語学オリンピックでは、世界の本物の言語の資料から、こうした規則をその場で解き明かします。この分野の現状を見る →

FAQ

想定される疑問への答え

Q. 民間の協賛で賄えばよいのでは?

協賛はすでに存在し、私たちはそれを歓迎しています。しかし協賛は年度ごとの経営判断に左右されて不安定であり、AIや経済学のように企業の関心を集めやすい分野に偏り、言語学のように商業的受け皿の乏しい分野には届きません。現に支援対象の7教科は「公的支援の土台+民間協賛」の二層構造で支えられており、対象外分野に欠けているのは民間ではなく土台の方です。

Q. 財源はどうするのか?

要望2の暫定支援は年間数千万円規模であり、現行の国際科学コンテスト関連予算(内閣府AI戦略会議資料で約6.4億円と整理・一次資料は確認中)の数%に相当します。新規の大型予算ではなく、既存事業の概算要求における増額・組み替えの範囲で実施可能な規模です。

Q. 学校の負担が増えるのでは?

増えません。私たちの普及案は、米国型の学校実施(教員が試験監督を担う方式)を採用せず、実施はオンラインのまま、学校の役割を「団体申込と紹介」に限定する設計です。教員の働き方改革と両立します。

Q. 支援対象の追加は、制度上できるのか?

できます。実際に行われてきました。現行事業の支援対象に含まれる地学と地理は、いずれも事業開始(2004年度)より後に加わった教科です。日本地学オリンピック委員会は、JSTからの公的資金援助を受けて2007年10月の第1回国際地学オリンピック(韓国)に視察団を派遣し、2008年の初参加につなげたと公表しています。地理(iGeo)も日本の参加は2008年からです。対象の拡大は、この事業自身がすでに経験している手続きです(出典:JST「支援コンテスト一覧」・日本地学オリンピック委員会「沿革」・文部科学省)。

NEWS

お知らせ

  • キャンペーンサイトを公開しました

才能は、足りています。
届いていないのは、支援です。

家庭の経済力や住む地域にかかわらず、実力で選ばれた生徒が世界の舞台に立てる国へ。そして、まだ自分の才能に気づいていない生徒にも、その入口が開かれている国へ。一筆のご賛同を、お願いいたします。

署名で、この要望に力を貸してください

署名する(change.org)|準備中 経験者・関係者フォーム|準備中

change.orgはどなたでも。フォームでは経験・分野などの属性をお伺いし、集計して要望書の添付資料に使います(個人情報の取り扱い)。

署名受付中

#学術オリンピックにも支援を

署名する